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【展示会レビュー】国際ロボット展 会場レポート⑤

投稿日時
2022/05/06 11:41
更新日時
2022/05/09 11:00

Mono Que

国際ロボット展 会場レポート⑤「人機一体/オカムラ/川崎重工業/ダイフク/THK/芝浦機械」
3月9日~12日に東京ビッグサイトで開催された「国際ロボット展2022」の会場レポートです。

人型がやっぱり魅力的?

株式会社人機一体が展示した巨大な高所作業用ロボット「零式人機」は、鉄道や道路などのインフラ設備のメンテナンスでの使用が想定されています。

株式会社オカムラは双腕ピッキングロボットの遠隔操作を提案しました。ロボット単独では難しい作業を待機中のオペレーターが補い、遠隔から作業を支援するというものです。

様々な形態のロボットを提案した川崎重工業株式会社は、ヒューマノイドやヤギ型ロボットによるデモンストレーションで多くの来場者を集めました。

株式会社ダイフクはワイヤレス充電システム「D-PAD」の100A仕様を初公開しました。より大型なAGVやモバイルマニピュレータ(AGV+ロボットアーム)への使用が期待されます。走行中充電可能な「HID-PAD」も参考出展しました。

THK株式会社は独自開発のサインポストを車体前方の大きなカメラで認識して走行するAGVを展示しました。サインポストを変更するだけで急なレイアウト変更にも対応できるのが特徴です。加えて、明和電気とのコラボでは子供から大人まで笑顔にしました。

芝浦機械株式会社は台車をそのまま搬送できるAGVと部屋の扉の開け閉めや台車の取り出しなどを行える双腕ロボットを参考出展しました。双腕部と走行部全てを一括で制御することで、移動しながらモノをつかむといった一連の動作を停止することなく行えます。

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