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JIMTOF2026開催概要、月~土曜開催 動員13万人目指す

投稿日時
2025/08/12 09:00
更新日時
2025/08/12 09:00

(一社)日本工作機械工業会(坂元繁友会長=芝浦機械社長)は7月29日、都内でJIMTOF2026の開催概要を発表した。

「果てなき高度へ羽ばたく技術」をテーマに、2026年10月26日(月)から31日の6日間にわたっての開催となる。2008年以降、土日を含めた開催となっていたが、今回展から月曜から土曜までの開催とし、現代のビジネス形態に沿った日程となった。

日工会・柚原一夫専務理事は「内外の有力メーカーが、あらゆる製造業の課題に対応した最新の機械や先端技術を披露する。ユーザーの競争力強化に繋がるソリューションを展示し、ビンテージ設備の更新を後押ししていきたい」と話した。

東京ビッグサイトの岩瀬和春常務は「前回展は過去最大規模の開催となった。今展は館内リニューアルにより一部ホールが使用不可となっているが、効率的なレイアウトで多様で魅力ある展示会の実現を目指す。目標来場者数は13万人」とする。

開催に当たっての懸念事項は、東京ビッグサイトの大規模改修に伴う展示面積の縮小だ。従来、東1~6ホールに工作機械各社が出展していたが、会期中は東4、5、6ホールが使用不可となる。こうした事情もあり、過去2回にわたって設けられていたAM(積層造形)エリアは無くなる見込みだ。

日工会・業務国際部の秋山高昌部長は「AMに関しては余剰スペースを活用して少しでも展示できるように取り組む」とし、会場縮小に伴うメーカーへの対応については「小間数の制限なども視野に入れつつ、申し込み状況を見ながら検討したい」と説明した。

(日本物流新聞2025年8月10日号掲載)