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コロナ、防災にエコキュート活用

(株)コロナ

有事の生活用水に

 コロナ(小林一芳社長)は、地震や災害の際に自社エコキュート製品の貯湯タンクから生活用水を確保する方法を公開している。
 近年、ランニングコストの優位性などから人気が高まっているエコキュートは、ヒートポンプユニットで温めたお湯を貯湯タンクで保温する仕組み。この貯湯タンクは4~7人家族向けで460?g、3~5人家族向けで370?g、2~4人家族向けでも300?gと、当座の生活用水をまかなえる容量がある。
 「地震などの災害で水道が使えなくなると、飲用水は配給されることが多いようですが、トイレの水などの生活用水は配給されない可能性があります。そこで、エコキュートを使用されている方は、万一のときに貯湯タンク内のお湯を活用できるように、必ず取扱説明書を保管するとともに、非常用取水栓の操作方法を事前にご確認いただくことをお勧めします」(同社)
 なお、操作方法は同社ホームページから動画でも確認可能。メーカーや機種によって非常用取水栓の操作方法が異なるほか、非常用取水栓が無い機種もある。また取り出したお湯は飲用としての使用には向かないという。

2021410日号掲載)