新機種含む7機種発売
コロナ(小林一芳社長)は、高効率タイプの石油温水暖房専用ボイラー「エコフィール」全6機種(屋内設置型3機種、屋外設置型3タイプ)をモデルチェンジ。ガス化タイプの石油温水暖房専用ボイラー「UHB?G170H」(屋内設置型・17・4kWクラス)の新機種を2020年4月より発売する。
いずれも「10年バックアップタイマー」を標準搭載しており、オフシーズンに電源を抜いても10年間、時刻設定や温度設定を記憶しているため、「暖房シーズンに再び使い始める際の再設定が不要」(同社)という。排熱を再利用することで、エネルギー消費効率を92%まで高め、CO2排出量も約3割削減した。また従来1年だった保証期間も5年へと大幅に延長している。
新機種の「UHB?G170H」はコンパクト設計に加え、左側面と背面に配管口を設定したことで、省スペースへの対応や施工性を向上した。さらに運転音は、「最大燃焼時でも35dBと図書館内より静か。深夜でも気にせずお使い頂ける」(同社)。「エコフィール」6機種は30万円から、新機種「UHB?G170H」は28万円(いずれも消費税・工事費別)。
(2020年2月10日号掲載)