高精細デザインで展開拡げる
タカラスタンダードは1月10日、インクジェット印刷によるオリジナルデザインに対応するホーロー外装材「エマウォール エクステリアタイプ」の受注を開始した。サイズはパネル1枚の最大サイズが1030?_メートル×2700?_メートル、最小サイズが50?_メートル×200?_メートル。厚みは標準が30?_メートル(取付ピース含む)。
「近年、外装材においても公共施設などで高級感や独自性を持った印象的な演出が求められるケースが増えた。インクジェット印刷技術により、木目調や石目調などの柄の再現、データ印刷による写真やオリジナルの模様のデザインが可能になった。ホーローの丈夫な特性を保ったまま高いデザイン性を実現することで、今後は商業施設や教育施設、駅のホームやコンコースなどに展開していく」(同社)としている。
同社は2015年に様々な色柄の表現を可能にしたインクジェット印刷技術を開発し、16年には同技術を応用したホーロー内装材「エマウォール インテリアタイプ」を発売している。
(2023年1月25日号掲載)