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日本機械工具工業会の新会長に佐橋氏

投稿日時
2025/07/04 09:00
更新日時
2025/07/04 09:00
【写真左】佐橋稔之新会長、【写真中央】田野井優美副会長、【写真右】澤井克行会長

5月から6月にかけて、各工業会、団体の定時総会が相次いで開催されている。

(一社)日本機械工具工業会は63日、第11回定時総会を都内で開催した。総会では役員が改選され、会長職は松本克洋氏(不二越執行役員工具事業部長)から佐橋稔之氏(住友電気工業常務取締役アドバンストマテリアル事業本部長)へと引き継がれた。

佐橋新会長は「先行き不透明な情勢が続いているが、今秋のドイツEMOショーへの出展など、引き続き会員企業の海外進出の支援を継続していく」と力強く語った。

また副会長職には大沢伸朗氏(オーエスジー代表取締役社長兼COO)、田野井優美氏(田野井製作所代表取締役社長)、森誠氏(富士精工代表取締役会長兼社長)、小原和生氏(三菱マテリアル執行役常務加工事業カンパニープレジデント)がそれぞれ選ばれた。同会初の女性副会長となった田野井氏は「以前から工業会の様々なイベントに参加させて頂いているが、一言で『本当に楽しい会』。会員各社のお役に立てるよう、盛り上げていきたい」と意気込みを語った。

(一社)日本冷凍空調工業会は63日、都内で定時総会を開催した。総会では2024年度の収支報告と2025年度の事業計画についての報告が行われた。続いて懇親会では澤井克行会長(ダイキン工業常務執行役員)が登壇。

「安全で環境と人にやさしい技術・製品を持続的に提供していくためには、新冷媒の探索や製品エネルギー効率の向上などが必要不可欠。業界団体、国際機関と連携し、気候変動抑制と脱炭素に向けた国際的な議論を主導し、カーボンニュートラルにも取り組んでいく。また来年127日から東京ビッグサイトにおいて当会主催の一大イベントHVAC&R JAPAN2026が開催される。各社が最先端の空調冷熱製品・サービスを一堂に展示する。今年はHVAC開催70周年。会員各社の皆様にもぜひ盛り上げて頂きたい」と語った。

続いて経済産業省製造産業局産業機械課の須賀千鶴課長が挨拶、続いて久保徹副会長(日本キャリア取締役社長)が乾杯の音頭を取り、和やかに終会した。

(日本物流新聞2025625日号掲載)