ブラザー工業は、工作機械の実機デモや関連セミナーを受けられるショールーム「ブラザーテクノロジーセンター(BTC)仙台」を仙台市若林区に開設。開所式には代理店・販売店関係者約60名が参加。開所を祝して鏡割りなどが盛大に執り行われた。
BTCは愛知(本社)、東京、大阪、北関東(群馬)に続き5カ所目、東北では初となる。これまで仙台には営業所があったが、新たにショールーム機能を設け移転した。
「東北地方は自動車関連を中心に、半導体、光学、医療、その他精密部品関連向け産業があり、今後のさらなる工作機械需要の高まりが想定されるため、新たに機能性を高めた拠点を設置した」(同社)。
BTC仙台では工作機械の展示、加工デモのほか、各種セミナーの開催、顧客サポート活動など、ブラザーの東北地方における工作機械ビジネスの中心拠点として活用していく。当面はコンパクトマシニングセンタSPEEDIO(スピーディオ)シリーズの「S500Xd1」、「U500Xd1」、「W1000Xd1」の3モデルを展示。今春には複合加工機「M200Xd1」を導入し4台を展示するという。
(2023年2月10日号掲載)