200年企業へ、トリップメーターを0に戻し
機械+ソリューション提案でユーザー課題解消へ
10月からは新社名「碌々スマートテクノロジー株式会社」に
微細加工機分野のリーディングカンパニーである碌々産業が6月16日、創業から120年を迎えた。7月7日に都内のホテルで開催した120周年式典において、同日、会長へと就任した海藤満氏は「120周年を迎えられたのは、皆様のご指導、ご支援、ご協力があったから」と感謝の言葉を述べるとともに、「本日より車のトリップメーターを戻し、200年企業を目指し邁進していきたい」と先を見据えた挨拶をした。
200年企業を目指すにあたり、新たに「『モノづくり』と『コトづくり』を融合させたソリューション・カンパニーになること。」をビジョンに掲げ、「微細加工のソリューションカンパニーへ」をキャッチコピーとした。こうしたビジョンを具現化するため経営陣を新たにし、矢野雄介取締役が社長に昇格し、海藤満社長が代表権のある会長へと就任。10月1日からは社名も「碌々スマートテクノロジー株式会社」へと改める。
社長に就任した矢野雄介氏は「機械提案だけでなく、ソリューションをまとめて提案できる会社への転身を目指す」とし、「お客様の生の声を聞き、顕在化しているニーズだけでなくお客様の中に眠っているニーズの解決も同時に行っていきたい」と力強く語った。
(2023年7月25日号掲載)