1. トップページ
  2. ニュース
  3. 象印チエンブロック、定格荷重250㌔の小型レバーホイスト

象印チエンブロック、定格荷重250㌔の小型レバーホイスト

投稿日時
2025/05/15 09:00
更新日時
2025/05/15 09:00
自重1.58kgと軽量な小型強力レバーホイスト「YAD型強力レバーホイスト YAD-25」(左)と、過負荷を防ぐ機能を持つ「YAⅢトルコンレバーホイスト」

トルコン搭載の新型機も

象印チエンブロックは6月1日、小型レバーホイスト「YAD型強力レバーホイスト」に定格荷重250㌔の「YA

D-25」を追加する。線径3㍉、最小破断応力1000N/平方㍉の耐久力に優れたV級ロードチェーンと鋼鈑製ボディを採用しており小型かつ軽量だが丈夫な構造。2014年に発売した定格荷重0.5㌧の機種が好評だったことから、さらなる小型化を図った。一般的な荷締め作業のほか高所や狭い場所での引き締め・引き寄せ作業に向く。

チェーンに張力がかかっていないときにブレーキを解放することで、本体姿勢を問わず目的の長さにチェーンを素早く調整できる強制遊転機能を採用。従来機種からギヤを三重式に変更したことで手巻時に必要な力が軽減され、小刻みなピッチでチェーンを上げ下げできるため「あと一締めが締まる」とする。

4月1日にはトルクコントローラー機構を搭載した「YAⅢトルコンレバーホイスト」も発売した。定格荷重0・8~9㌧まで幅広くラインナップし、過大な力がかかった際にトルクコントローラーが作動して本体やワイヤーが損傷するような過負荷を防ぐ(ブレーキは保持)。安全を重視するユーザーや締め込みすぎで荷物が破損するという声に応えて開発した。ワンタッチで遊転状態に切り替える機能も採用している。



(日本物流新聞2025年5月15日号掲載)