使いやすさもデザインも自分好みに
パーツの組み替えにより、自分好みの使いやすさやインテリアテイストを追求できるワンドのモジュール式キッチン「SOU」シリーズ。
天板とスチールのフレーム、ラックで構成されたシンプルな設計は、無骨ながら洗練されたデザインで開放感がある。ステンレス、石英・クオーツを主成分に樹脂や繊維を配合した素材などの天板3種類と、面材12種類の組合せのほかに、水栓やレンジフードを選べる。ワイヤーボックスやスチール製網棚などオプションパーツを上下好きな位置に設置でき、オープンスタイルのキッチンがもたらす空間の自由度の高さがウリだ。
建築設計事務所「サポーズデザインオフィス」のデザインと一体となって生まれたSOUは、重厚的な雰囲気の素材から、クラフト感のあるラフな印象を活かした面材など、インテリアに合わせてパーツごとに選択可能。画一的な雰囲気になりがちなキッチンといったイメージを払拭する。
間口は2100~900?_までラインナップ。「集合住宅のリノベーションや、戸建ての2階のサブキッチンや別荘、店舗や事務所の給湯室でも引き合いが多い。他にもトレーラーハウスやガレージハウスにも採用されました」と中部営業所の柴田大輔氏はバラエティに富んだ引き合い状況を語る。
通気性の良いワイヤーボックスや網棚は水回りで気になる湿気がこもらず、食器や調理器具も取り出しやすい。収納している時もお気に入りの食器がインテリア代わりになり、キッチン空間のアクセントとなる。
設置後も収納レイアウトを変更できるため、生活シーンやライフステージの変化にあわせて変更できる。共働き世帯の増加や、住まい、家族形態の変化など、変化が速く幅も広がった近年のキッチン事情にもフレキシブルに対応する。
また、自分の好みのキッチン空間を追求できる造作キッチンは高価格になりがちだが、モジュール式とすることで価格を抑制。主な材質はステンレス天板と鉄製のフレームキャビネットと、シンプルなフォルムやスリムなスチールフレームで、「自分にピッタリ」な洗練された水回りをデザインする。
(2024年7月25日号掲載)