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機械工具類を即納

 山善は51日、札幌支店内の倉庫に簡易LMS(統合物流管理システム)・WMS(倉庫管理システム)を導入し、「札幌デポ」(=写真)として稼働した。主に機械工具類の在庫アイテム数を拡充するとともに即納体制の強化を図る。
 札幌デポには現場への即納が必要な切削工具、測定機器、作業工具などの機械工具類を中心に、在庫アイテム数を従来の約2千から5千に拡充し、小規模配送拠点として活用する。札幌市近郊において、当日配送機能を強化しながらリードタイムの短縮などサービスレベルの向上も図る。同社は「今後も地域密着型の小規模配送拠点である『デポ』を全国各地に構えることにより、短距離配送を実現しつつ『2024年問題』に対応するほか『輸配送時のCO2削減』などにも注力していく」としている。

2024710日号掲載)