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クリナップ、70年代憧れのキッチンを再現

大阪中之島美術館で

 クリナップは102日まで大阪中之島美術館で行われている開館記念展「みんなのまち 大阪の肖像(第2期)」にステンレス製キャビネット流し台「さくらDX」を複製し提供している。
 大阪にフォーカスした本展では同美術館の所蔵コレクションや、大阪府内外の博物館・美術館・企業などの所蔵品が2期にわたり展示されている。第2期のテーマは「『祝祭』との共鳴。昭和戦後・平成・令和」、戦後復興期から高度成長期にかけて変化する人々のライフスタイルを紹介している。
 同社が提供した流し台は清水ハウスが出展する「1970年代の実物大工業化住宅(軽量鉄骨住宅)」内に再現された、当時憧れの的となった生活様式の一部を構成した。1975年に同社が業界で初めてステンキャビ流し台として発売した同製品は当時人気の高かった「親子シンク」や最高級桜材の框を採用するなど、細部にもこだわったことで大きな人気を得た製品。

2022910日号掲載)