XYZ Robotics、タオル商社でデバンニングロボ実証完了
- 投稿日時
- 2025/11/17 09:00
- 更新日時
- 2025/11/17 09:00
XYZ Roboticsは業務用タオルの販売などを手掛ける重光商事の物流施設(石川県かほく市)で実施していたデバンニングロボット「RockyOne(ロッキーワン)」の実証実験が完了し、有効性が確認されたと発表した。
RockyOneはAIによる画像認識とモーションプランニング技術を用いて、トラックやコンテナからの荷降ろし作業を自動で行うロボット。積み付けにも対応し、独自アルゴリズムによる自動積付けプラン生成機能を備える。最大可搬重量は30キロで、1時間あたり400~1200ケースの荷役作業を自動化できる。
人手不足が深刻化する物流現場に対し、同製品を導入することで作業員の負担軽減とコスト削減が期待できる。同施設では「導入に向けて次のステージに進む」考えだ。
(日本物流新聞2025年11月10日号掲載)