段取り自動化と安定加工を支援
アマダ(磯部任社長)は、3軸リニアドライブ搭載の新型ファイバーレーザマシン「REGIUS(レジアス)?3015AJ」(=写真)を2020年の夏に発売する。
レーザ光の軸移動部に新開発のリニアモーターを搭載し、従来機の1.4倍の340メートル毎時の送り速度を実現した。
段取りの自動化、安定加工を支援する技術「レーザ・インテグレーションシステム」を初搭載した。ノズルや保護ガラスの状態を定期的に診断、監視し、問題を検知した場合はノズルの交換や焦点調整、芯出しを自動で行う。始業前点検作業を自動化し、点検にかかっていた時間を80%削減する。
ほか、加工中に発生する光の状態から加工不良を検知でき、加工不良によるダウンタイムを削減できる。
「高生産性、高精度、低ランニングコストの板金切断加工を実現する次世代ファイバーレーザマシンだ」(同社)と自信を見せる。
(2020年2月10日号掲載)