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Exotec、サイバーセキュリティ対策を強化

投稿日時
2025/04/25 09:00
更新日時
2025/04/25 09:00

仏のマテハン企業・Exotec SAS100%子会社であるExotec Nihonはこのほど、SOC2 Type2(サービス組織管理基準)の認証を新たに取得したと発表した。

本認証は、米国公認会計士協会(AICPA)が策定した国際的なサイバーセキュリティ基準であり、顧客データを安全に取り扱うための厳格な運用体制が整備されていることを第三者機関により証明するもの。

昨年11月に取得したISO/IEC 27001:2022 認証(情報セキュリティマネジメントに関する国際規格)に続くものであり、同社が構築するセキュリティ体制の信頼性をより一層高めた。ISO/IEC 27001:2022がセキュリティに関する組織的な体制やルールの整備状況を評価する一方、SOC2 Type 2はそれらの体制が実際に運用されていることを証明する。今回の取得により、物流業界内で唯一、両認証を公表している企業となった。

同社は、技術面、業務面、組織面の三層にわたるセキュリティ対策を実施しており、社内のすべての機能における顧客データの保護を徹底している。今回取得したSOC2 Type 2およびISO/IEC 27001:2022はいずれも定期的な外部監査および更新が必要とされることから、常に高いセキュリティ基準の維持が求められる。


同社・最高情報セキュリティ責任者(CISO)のパスカル・フェラール氏は、「両認証を取得したことは、単なる制度対応ではなく、サイバーセキュリティが信頼と企業価値の創出に直結するものであるという当社の信念を表している。これは、お客様との長期的な関係を大切にし、提供するソリューションの継続的な安全性を保証する取り組みの一環」とコメントした。



(2025年4月25日掲載)