韓国食品大手から受注
ソディックのレトルト釜を組み合わせた無菌包装米飯製造システムが、韓国の食品産業大手のHARIM GROUP(全北広域市益山〈イクサン〉市)から受注された。ソディックが1月30日に明らかにした。このシステムは業界初の「ハイブリッド殺菌方式」で、受注金額は約20億円、生産能力は毎時9千食。今年12月にHARIM GROUPの益山道系工場に製造ラインとして設置し、2025年3月に稼働を始める予定という。
ソディックのこのシステムの受注は国内外で15ライン目。2017年から無菌米飯設備の販売を強化してきた同社は「これまで製麺設備の分野が主体だった韓国での食品機械事業の売上げをさらに伸ばしていく」と言う。
(2024年2月25日号掲載)