三協アルミ、大型フェンスなどに新色
- 投稿日時
- 2021/12/10 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:17
公共向けにブラック追加
三協アルミは、公共向けのエクステリア製品に標準色「ブラック」と特注色「デュアグレー」を加えた。大型製品のフェンス・門扉・引戸門扉6点が対象。メンテンナンスしやすいアルミ商品への取り替えで、美しさを長時間維持できるだけでなく、改修物件への幅広いカラーコーディネートを可能にした。
高度経済成長期に建てられた公共建築物などの老朽化で改修需要が高まっていることから、新色を追加した。三協アルミによれば、「トレンドカラーである」ブラック色のエクステリア製品の販売実績が2016年に比べて約2倍に伸びているという。ブラックは、近代建築にする外観コーディネートで表現力を広げられるのが売りだ。
デュアルグレーは、モノトーンの風合いに深みを与える色。「他社にはないオリジナルカラー」としている。カラーバリエーションは特注色を含めて5色となった。
改修前に設置されていたスチール製品と同色対応により、既存の景観街並みを損なわず、アルミ製品への改修を可能にした。塗装などの定期的に修繕が必要なスチール製品のフェンスなどに替わり、アルミ製品では修繕費を抑えられるメリットもアピールする。
(2021年12月10日号掲載)