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エンコース、安全訴求の次世代ボール盤

投稿日時
2026/03/03 09:00
更新日時
2026/03/03 09:00
経験の浅い作業者でも直感的に操作ができる操作盤

外観で伝える安全・操作

エンコース(旧・遠州工業)は、安全性と操作性を外観から直感的に伝える次世代ボール盤を2月2日に発売した。保全や少量多品種の加工などで現場に必要不可欠なボール盤だが、若手や女性、外国人労働者など経験の浅い作業者には「怖くて使いにくい」印象を持たれることも多く開発した。

新製品は「『安全・安心』と『誰でも使いやすい』をデザインで伝える」ことを目指し、従来むき出しだった配線はパイプ内に収め、モーターをヘッドカバー内に格納。角をなくした柔らかなフォルムで、視覚的な威圧感を抑えた。危険箇所や注意部位はオレンジ色で統一し、直感的に識別できるよう工夫した。

回転数は手元スイッチ表記の回転数(低速と高速で色分け)に合わせるだけで26段階の変速が可能。従来必要だったベルトの掛け替え作業を不要とし、段取り時間の削減や事故の危険も抑制する。緊急時に即時停止する非常停止ボタンの標準搭載や操作盤の電源を24Vの弱電仕様とするなど、安全JIS規格(JIS B6034)に準拠する。ドリル径4〜23㍉、タップM4〜M14に対応し、オプションでドリルとタップのワンタッチ切替も可能だ。

競合他社の生産終了に加え、市場には安全装置のない製品も多いことから、「ここ数年当社製品への引き合いは高水準を維持してきた」(同社担当者)という。安全性と操作性を高め、「安全意識の高い大手メーカーや教育機関での活用をさらに促していく」考えだ。

エンコース_写真2.jpg

経験の浅い作業者でも直感的に操作ができる操作盤

(日本物流新聞2026年2月25日号掲載)