クリナップ、独自のステン加工技術を本社エレベーターに
- 投稿日時
- 2023/02/22 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:19
水引がモチーフ
クリナップは1月26日、独自のステンレス加工技術および表面処理技術を駆使し、本社エレベーターの扉と内部をリニューアルしたと発表した。
本社社屋には、これまでにも自社のステンレス加工技術を生かしたアートステンレス建材を内外装に採用してきた。特に、1階エントランスでは天井や壁に使用し、特徴的な質感と意匠性で空間を演出している。
同社は1976年にクリナップステンレス加工センターを設立し、キッチンやバスルームなどの製品開発で培ったステンレス素材の加工・化学発色技術を用いて、商業施設や公園などの空間デザインに貢献してきた。化学発色によるカラーステンレスやエッチングなどの多彩な表面処理加工技術を駆使したアートステンレス建材は耐久性や耐候性などの優れた性質と多彩な表現により、独自技術を伝える役割をしている。今回のアートステンレス建材は開発企画部デザイン課のメンバーと同センターが協力し「人と人との結びつき」をテーマに結んだり縒ったりすることで細い糸が強固になる「水引」をモチーフに作成した。
(2023年2月10日号掲載)