スター精機、段ボール組立ロボシステム
- 投稿日時
- 2025/04/07 09:00
- 更新日時
- 2025/04/07 09:00

グループシナジーで開発
直交ロボットを手がけるスター精機は3月から、多関節ロボットを用いた段ボール箱自動組立ロボットシステムの販売を始めた。グループ企業のロボットSIer・スターテクノが開発したもので、スター精機として多関節ロボットシステムの販売は初となる。ティーチングレスで組立から底面へのテープ貼りや搬送までを自動化。サイズ違いの箱にも対応する。
同製品ではまずオペレータが未組立の段ボールの平板をストッカーに置き、タッチパネルで寸法をセット。以降はロボットが箱サイズを認識し、空中で段ボールを組み立てた後に底面にテープをI貼り・H貼り(H貼りはオプション)し、コンベヤ等に移載して次工程へ流す。対応段ボールサイズは幅210~270、長さ320~380、高さ180~290㍉でサイズ違いの複数の箱にも同時対応。標準サイズ外の箱も条件次第でカスタマイズが可能だ。
(日本物流新聞2025年3月25日号掲載)