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日立ジョンソン、ビル用横吹き室外ユニット

一系統で大容量54馬力

 日立ジョンソンコントロールズ空調は、横吹き室外ユニット「フレックスマルチ?miniモジュール[冷暖切換型]」を2月上旬より発売する。狭く囲われたスペースでも設置が容易な中規模ビル向け小型マルチエアコンで、コンパクトで組み合わせ接続が可能な点が特長だ。
 冷媒量の抑制と熱交換器の効率向上を両立する新技術「タンデムサブクーリングシステム」の採用により、横吹き室外ユニットで国内初の16馬力(上吹きタイプと同等の性能)を実現した。また、大容量圧縮機を採用したことで、小型化を実現。設置面積を同社従来品比約46%低減し、ビルとビルの空きスペースなど、狭い場所への設置が容易になった。
 上吹きタイプの設置が難しい、屋根のある場所にも設置ができるほか、横吹き室外ユニットを組み合わせ接続することで、上吹きタイプのビル用マルチエアコンと同等、一系統で最大54馬力の大容量の構築が可能。「従来、複数台設置して何系統もの構築が必要だった施工の手間を低減できる」(同社)。

2021110日号掲載)