三協立山、高断熱性能の樹脂窓
- 投稿日時
- 2022/02/09 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:21
熱伝導1/1000素材採用
三協立山は、熱貫流率0.79W(窓面積1平方?bあたり)の断熱性能を持った樹脂窓「トリプルスマージュ?U」をラインナップに加えた。LIXILからのOEM供給により4月1日から市場投入する予定だ。
アルミに比べ、熱伝導率が1000分の1の樹脂をフレーム素材に採用した。熱を伝えにくい空気の小部屋をフレームに増やした「多層ホロー構造」で、フレームから熱の出入りを抑制する。同時期に発売する「スマージュ?U」も同じ特徴を備えており、熱貫流率は1.27Wに設計した。
デザインは、内観色に木額緑のようなフレームが際立つ「木調色(チェリー色・オーク色)」と、フレームが空間に溶け込む「ホワイト色」を用意した。引き違い窓、FIX窓、すべり出し窓、たてすべり窓などに加えて、1枚の絵画のように景色を切り取る「すべり出し窓 大開口タイプ」もラインナップした。
資源の循環利用を考慮し、樹脂フレーム内部にリサイクル材を使用。接着剤を使わないため、樹脂フレームとガラスの分離回収が可能な押縁仕様を採用したほか、材料の再生利用に配慮した樹脂ラッピング材を使用している。
(2022年1月25日号掲載)