愛知産業、ハームレ5軸MC取扱20周年
- 投稿日時
- 2025/01/08 09:00
- 更新日時
- 2025/01/08 09:00
130台超を国内販売
愛知産業は12月5日、独ハームレ社製マシニングセンタ販売20周年を記念した講演会を都内で開催、国内外のユーザーや関係者約100人が参加した。
冒頭あいさつで愛知産業・井上博貴社長は「20年前にハームレ社のマシニングセンタに出会い、惚れ込み日本でなんとか販売したいと思い、工作機械事業を立ち上げた。多くのお客様に支えられ、この20年間で約130台をお届けすることが出来た。ハームレ社のものづくりは、一歩先を見据えた独自の自動化技術を開発している。今後はより多くのお客様に提案していきたい」と話した。
ハームレ社からはミハエル・ビッサー営業本部長が登壇。最先端の板金設備とミネラルキャスティング設備が揃う新工場の紹介や、同社加工機と自動化について説明。「当社のロボットシステムも1年間に500セット以上を出荷しているが、国や地域に限らず旺盛な自動化ニーズが見られる。パレットチェンジャーやハンドリングシステムなどの自動化ソリューションの導入も進んでいる」と語った。
続いて、独で医療関係を中心とした切削加工を行っているコンドール社のドミニク・シュルテ氏による「多品種小ロット生産における自動化システムの活用法」、国内ユーザーの吉川製作所・吉川浩輔専務による「既存機への自動化システム導入」とハームレ社ユーザー2社が登壇。さらにクランプ機器メーカーLANG社トビアス・ファー氏による講演「クランプ製品から広がる自動化システム」が行われた。
講演会終了後には懇親会が行われ、ユーザー、メーカー間で活発な情報交換が交わされた。
(日本物流新聞2024年12月25日号掲載)