ソディックは加賀事業所(石川県加賀市)の新食品機械工場で太陽光発電設備の稼働を5月に始めた。これにより加賀事業所全体の年間発電量は約2500MWh(約700世帯分の年間消費電力量)、年間の温室効果ガスの排出量は約1096?dの削減になるという。
同社はScope1(事業者自らによる温室効果ガスの直接排出)、同2(他社から供給された電機、熱・蒸気の使用に伴う間接排出)の削減目標を2030年度に46%減らす(13年度比)ロードマップに基づいて取り組みを進めている。昨年8月に静岡テクセンター、今年3月には仙台テクセンター、海外拠点でも太陽光発電を広げている。
サステナビリティ活動の推進を最重要経営課題のひとつとする同社は、自社製品の省エネ性能の向上に加え製造工程での環境負荷低減にも力を注ぐ。
(2024年6月25日号掲載)