省スペース、省エネを実現
コロナ(小林一芳社長)は、寒冷地向けFF式石油暖房機の新製品として、薄型タイプの「スペースネオ」をフルモデルチェンジした「FIRNEO(フィルネオ)」と、床暖房機能を搭載した「FIRNEO床暖(フィルネオ床暖)」を8月上旬より販売する。
「FIRNEO(フィルネオ)」シリーズのFIR はFar-Infrared Ray(遠赤外線)を意味しており、ストーブ前面に効率よく熱を集める独自の「遠赤外線ドーム」構造を新たに設計。従来製品に比べ遠赤外線の輻射面積を約30%拡大したことで遠赤外線輻射量を大幅に高めるとともに、エネルギー消費効率も87%に向上させた。
製品背面に搭載するファンガードの薄型化により省スペース化を図ったことで、延長配管設置や入れ替え設置時の設置施工性が大幅に向上した。また、DCモータ採用により、エコモードの最小火力時の消費電力を従来の12Wから7Wに低減している。さらに表示部の文字サイズを大きくし、操作パネルのボタン配置にもこだわる等、使いやすさにも配慮した。
本体色はシャープな印象の「シャンパンホワイト」と、温かみを感じさせる「グランドブラウン」の2種類を用意した。
(2020年7月10日号掲載)