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50周年迎えるEMOショー、9月に独ハノーバーで

投稿日時
2025/03/25 09:00
更新日時
2025/03/25 09:00
左からオークマの山本武司常務執行役員、工業技術博物館の清水伸二館長、VDWのマルクス・ヘーリング氏、ヤマザキマザックの山崎拓欧州副総支配人、ドイツメッセのハートヴィヒ・フォン・ザース氏

世界屈指の生産技術展EMOショーが今年50周年(26回目)の節目を迎える。「EMO Hannover 2025」(92226日、ドイツ・ハノーバー)の開催を前に主催のドイツ工作機械工業会(VDW)とドイツメッセは219日、都内で会見を開いた。VDWのエグゼクティブダイレクターのマルクス・ヘーリング氏は「EMOショーが始まった1975年にはケータイもインターネットもなく、最新技術は足を運んで見る必要があった。今は情報にあふれるが、この展示会の1番の価値はネットワーキング。パンデミックを経てお客様と直接会う必要があることがわかった」とリアル展の価値を強調した。自動化、持続可能性、デジタルとAIの組合せなどのトレンドに注目が集まりそうだ。

隔年開催のEMOショーは前回(2023年)、45カ国から1800以上の出展者が集まり、約140カ国から92千人(うち日本から1600人)が訪れた。今年は「Innovate Manufacturing」をテーマに掲げ、サプライヤーとユーザーに対し新技術を積極的に活用することを呼びかける。

スタートアップエリアも設け、「彼らがどのように世界を見ているのかが窺い知れる。若い人からぜひインスピレーションを得てほしい」とヘーリング氏。ドイツメッセのヘッドオブニュービジネスのハートヴィヒ・フォン・ザース氏は来場すべき理由として「コミュニケーションの大半がオンラインで行われるなか、イモーショナルなかたちで記憶に残せる。予想しなかった発見に出会える。出展者にとっては知りたいことを持つ来場者に出会えるのでディールが成立する」と話した。会見で司会を務めた日本工業大学工業技術博物館の清水伸二館長は「EMOショーには3回ほどを除き、1989年(第8回)から続けて視察してきた。毎回独創的な技術に出会え、期待外れがなかった」と振り返った。

(日本物流新聞2025310日号掲載)