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日東造機、金型交換不要のアングル加工機

投稿日時
2026/06/22 09:00
更新日時
2026/06/22 09:00

レバーひとつで現場の「段取り替え」を不要にするのが、日東造機の小型アングル加工機「FM-30」(=写真)だ。Vノッチ・コーナーカット金型とベンダー金型をあらかじめ組み込んだダブルシリンダー方式を採用し、レバーの切り換えだけで5種類のアングル加工をこなす。人手不足が加速する建設・解体現場では段取り作業の削減が急務となっており、金型交換レス設計はそうした現場ニーズに直結する。

標準セットのみでステンレスアングル75×板厚6㍉の加工に対応できる点も特徴だ。Vノッチ、90度・45度コーナーカット、アングルベンダー、スミ切りの各加工をワンユニットで実行でき、オプションのパンチャー刃物をセットすれば穴あけ作業にも対応する。油圧シリンダの出力はベンダー加工で17㌧、Vノッチ加工で23㌧。最高使用圧力は70MPaに達する。クランプベースによる位置合わせ機能も備え、段取りの簡素化と作業精度の向上を両立する。

本体と油圧ポンプが分離した構造を採用しており、作業頻度に応じて高速型(450W)と超軽量型(350W)の2種類のポンプから選択できる。高速型使用時の加工時間は75秒、軽量型でも13秒と短い。軽量型ポンプの重量は7.5㌔と携行しやすく、本体(50㌔)と組み合わせて工場設備としての据え置き利用はもちろん、解体現場など屋外への持ち出しにも対応する。





(日本物流新聞2026610日号掲載)