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岩崎電気、太陽電池と無線給電搭載の街灯

投稿日時
2025/02/13 09:00
更新日時
2025/02/13 09:00

福岡県糸島市で実証実験

岩崎電気は121日、福岡県糸島市でフレキシブル太陽電池、無線給電、直流LED照明を実装した「エネルギーポール」の実証実験を開始したと発表した。街路灯としての機能以外に、ドローン用無線給電ステーションや蓄電機能を搭載。直流LED照明の採用でエネルギー効率を向上し、通常時・非常時における一定の光環境を提供。災害時にはドローンによるインフラ監視・確認を可能とする。さらに、スマートフォンなどの小型機器を充電できる「非常用臨時電源スポット」としても機能する。

本実証実験は2026年までに、第一段階としてフレキシブル太陽電池及び無線給電部の耐環境性能や電源供給能力の検証を行い、第二段階でドローンの運用方法の検証を含む総合的な検証を行うことを予定している。同社は「通常時・非常時ともに変わらない光環境を提供するとともに、プラスアルファの技術でサステナブルな社会実現に貢献することを目指す」とコメントしている。

(日本物流新聞2025210日号掲載)