東洋機械金属、中国・常熟工場に第3工場建設
- 投稿日時
- 2022/04/18 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:19
月産150台供給体制へ
東洋機械金属(田畑禎章社長)は、中国・江蘇省の中国常熟工場(東洋機械常熟有限公司)の第3工場建設を開始した。
常熟工場は「グローバル生産」の一環として2007年に設立。同社初の海外生産拠点として現地生産を開始した。 さらに2015年には第2工場を建設。中国国内、並びにアジア諸国に向け射出成形機、ダイカストマシンを生産している。現在は高速射出(ツインモータ射出)を標準仕様とした、常熟オリジナル高スペックモデル「CSシリーズ」を中心とした生産・販売を行っている。
近年フル生産が続いていた第1、第2工場に加え、面積3万3333平方?bの敷地内に、延べ床面積2775平方?b規模で第3工場を建設し、生産能力の増強を図る。
「今後もEV、医療、5G関連市場の拡大が継続すると判断し、同市場に適した中小型のCSシリーズの増産による機械性能・納期を優先した営業を展開し、市場内シェアの確保を狙う」(同社)
新工場は2022年11月の稼動をめざしており、稼動後の月産能力は150台以上となる見通し。
(2022年4月10日号掲載)