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日本ロジスティクスシステム協会、26年に九州初の国際物流総合展

投稿日時
2025/02/14 09:00
更新日時
2025/02/14 09:00
大橋徹二会長

(公財)日本ロジスティクスシステム協会は2025年1月15日、新年賀詞交歓会を開催。

登壇した大橋徹二会長(小松製作所会長)は、昨年4月に改正物流関連二法が可決、交付されたことを受け、「我が国においてロジスティクスの意義を定めたものとして、画期的な出来事であったのではないか」とコメント。

25年度は特に、特定荷主企業に対する物流管理統括者(CLO)の設置や女性活躍推進に焦点を当て、「関係者が集い情報共有・交流を進める場を設置し、現状や課題、取り組み事例の収集や普及啓発を行う」とした。さらに、266月にマリンメッセ福岡で開催予定の「九州・東アジア 国際物流総合展INNOVATION EXPO」の出展募集が23日より開始することも紹介した。

来賓の国土交通省物流・自動車局審議官の木村勝氏は、物流が「国民生活や経済を支える重要な社会インフラ」であるとともに、「カーボンニュートラルなどの課題解決のツール」であるとの認識を提示。2024年問題の方向性を「色々なところにかかっているしわ寄せをイノベーションの力を借りながらなくしていく、解消していく」ことだとし、「是非ご協力いただきたい」と呼びかけた。

(日本物流新聞2025210日号掲載)