ワルタージャパン、旋削チップやチップ交換式ドリル
2024年秋から特別キャンペーン
ワルタージャパンは、9月2日から鉄系の加工ワークに向いた旋削チップ、16日からはチップ交換式ドリルの特別キャンペーンを開始した。
対象となる旋削チップはISO被削材グループのP種の旋削ポジチップ/ネガチップで、計219アイテムを対象に特別価格で提供する。最新コーティング技術「Tiger・tec Gold」を採用しており、CVD法により超硬母材にチタニウムカーボンナイトライド(TiCN)とアルミナ(Al2O3)による複層の被膜を施し、耐摩耗性と靭性を高めている。実施期間は9月2日~10月24日。
チップ交換式ドリルのキャンペーンでは、チップ交換式ドリル約800点および対応するチップ各種約1000点を対象に、所定数量のチップの購入によりドリルボディ本体を無償で提供する。
先端のポイントチップを交換するだけでさまざまな被削材の切削に対応できるドリルボディ「D4140」および「D4240」は、ステンレスや鋳鉄ワーク専用など5種類のチップを展開する。ボディ本体には表面に熱処理と研磨を施し、耐久性を高めた。クーラントが直接刃先に供給される構造により長寿命化と切削時の安定性を向上。最長10Dの加工に対応する。
「D3120」は取り扱いやすさと用途の幅広さが特徴のドリルボディ。同社のチップ交換式ドリルの中で最も高剛性で、旋削加工用ドリルとしても使える。1種類のチップで外周刃・中心刃を兼用でき利便性が高い。ドリルボディ「D4120」は高精度・高品質加工に向く。外周刃・中心刃に専用設計のチップを使えば、切削抵抗の不安定さを軽減し、安定した加工精度を出せる。実施期間は9月16日~12月26日。
「建設機械や自動車、エネルギー産業などを中心に世界中で販売実績のあるチップ交換式ドリルを、旋削チップの特別プロモーションと併せて品質をお試しいただきたい」(同社)
(2024年9月25日号掲載)