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三菱HCキャピタルとLexxPluss、物流向けロボットのサブスクサービス開始

投稿日時
2025/04/11 09:00
更新日時
2025/04/11 09:00
LexxPlussの自動搬送ロボット

三菱HCキャピタルと自動搬送ロボットの開発を手掛けるLexxPlussは、物流事業者向けにロボットのサブスクリプションサービス「LexxSubCare」の提供をはじめた。対象は500kg可搬のAMRLexx500」と、既存の6輪台車やかご台車にLexx500を自動連結する「LexxTug」、ロボットの運行管理システム「LexxFleet」。サブスクリプション契約のため、ユーザーは初期コストの抑制と費用の平準化が可能になる。

物流拠点では高齢化に加え、重量物搬送や長距離移動など労働環境の厳しさから労働力不足が深刻化している。ロボットの活用が望まれるが、導入コストの高さや自動化の経験が十分でないことから業務設計に時間がかかることが課題となっていた。

LexxSubCareLexxPlussの物流倉庫自動化の実績をベースに、ロボットの導入台数を最小2台とし、搬送経路の設定を含む倉庫内のレイアウト設計や周辺機器の構成を標準的な内容とすることでスムーズなロボット導入を支援。導入後は倉庫内に設置するサーバーを通じて稼働実績などの各種データを提供し、導入効果の自動化の最適化を推進する。サブスク形式のサービスのため、導入時のレイアウト設計やロボット本体およびソフトウェアの保守・メンテナンスなどの費用を一本化できる利点がある。