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HAI ROBOTICS、新タイプ自動倉庫を発表

投稿日時
2025/04/17 09:00
更新日時
2025/04/17 09:00
HaiPick Climbシステムのイメージ

AMRが棚を昇降

中・HAI ROBOTICS318日、中国と日本でロボット自動倉庫「HaiPick Climbシステム」を発表した。

同社はACR(ケースハンドリングロボット)分野に強みを持つが、この度発表したClimbシステムは、AMRが注文に応じてラック(最大12㍍)を駆け上り、ケースを取り出し、作業者が待つワークステーションまで運ぶ仕組み。ロボットと注文が常に一対一の関係で処理を行うシンプルな仕組みのため、商品入出庫、棚卸、仕分けなど様々な倉庫自動化ニーズに柔軟に対応する。

昇降アームは片側のラックのガイドレールにドッキングする。他製品では反対側のラックとも接続する必要があるため、ラック設置精度などへの要求が高かった。Climbシステムはそれを解消でき、より迅速な展開が可能になる。

処理能力は1000平方㍍で毎時約4000箱。保管量は同エリアで最大3万個。受注から2分以内にワークステーションにケースを取り出せるという。



(日本物流新聞2025410日号掲載)