三菱ロジ、自動フォークリフト販売
- 投稿日時
- 2025/09/19 09:00
- 更新日時
- 2025/09/19 09:00

物流ベンチャー・ハクオウロボと協業で
三菱ロジネクストは、物流スタートアップ企業のハクオウロボティクスが開発したウォーキー型自動フォークリフト(AGF)「AutoFork」の販売協業に係る業務提携を締結。9月から全国の販売店を通じて発売した。
AutoForkのベース車体は小回りが利き、操作性しやすいウォーキー型リフト。三菱ロジスネクストが「コーターリフト」を供給している。そこにハクオウロボティクス独自の自動化機能を搭載しており、複数のパレットを一括認識して効率的な自動搬送が可能に。人が操作した走行ルートを覚えて繰り返し走行できる「プレイバック機能」を備えており、記憶できる走行ルートは無制限のため納入当日からすぐに使える利点がある。
走行・停止精度は±10mm。車体はコンパクトで取り回し性が良く、自動運転時の最小旋回半径は1500mmだ。機体右側面にパレット認識用のセンサーを搭載。並べて置かれたパレットを走行中に検知することでパレットの位置と個数を把握すると同時に、フォークをパレットの穴に差し込む角度と走行経路を計算し、効率的にアプローチできる。
ハクオウロボティクスの専用窓口で24時間電話・リモート対応も行う。自動化機能はハクオウロボティクスが、有人機能に関わる部分は三菱ロジスネクストがメンテナンスを行うという。
(2025年9月10日掲載)