コロナなど3社、ハイブリッド給湯が省エネ大賞に
- 投稿日時
- 2022/02/25 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:18
コロナ、リンナイ、エア・ウォーター北海道の3社が共同で開発した「寒冷地向けハイブリッド冷暖房・給湯システム」(=写真)が2021年度省エネ大賞(省エネルギーセンター主催、経済産業省後援)の製品・ビジネスモデル部門で省エネルギーセンター会長賞を受賞した。ガスと電気の最適なハイブリッド化により快適・省エネ・経済・環境性を高いレベルで実現したことが高く評価された。
ヒートポンプユニットとガス給湯暖房熱源機で構成されたこの製品は、1つのシステムで複数の部屋を同時に冷暖房および給湯ができる。冷暖房の一次エネルギー消費量(GJ/年)はヒートポンプ冷温水器、灯油機、ガス機に比べて20%前後少なく、エアコンに比べても11%少ない。コロナは「暮らしに安心やゆとりを提供し、『快適で心はずむ毎日』の実現を目指すとともに、エネルギーの効率的な利用などを通じて持続可能な社会の実現に貢献していく」としている。
(2022年2月10日号掲載)