ダイキン出資のシェアオフィス、日本初のWELL認証取得
- 投稿日時
- 2021/02/04 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:19
ダイキン工業が出資するpoint0が運営するコワーキングスペース「point 0 marunouchi」(東京・丸の内、2019年7月開設)は「WELL認証(WELL v2 pilot)」のゴールドランクを取得した。この認証取得は日本のコワーキングオフィスとして初めて。認証はアメリカの公益企業IWBI(The International WELL Building Institute)が14年にスタートし、空間のデザイン・構築・運用に「人間の健康」という視点を加えたオフィス空間の評価システム。
今回の取得はpoint0に出資するオカムラ、パナソニック(ライフソリューションズ社)とともに、3社の異なる得意分野である空気・空間、ファニチャー、照明のノウハウ・技術・商品を駆使することで実現した。 ダイキンは各エリアや個室の換気量が認証基準を満たすよう設計段階からレイアウトを配置したり、高性能の空気フィルター を増設したりして空調換気システムを強化した。「新型コロナウイルス感染症が拡大し、働く空間への意識が変化する中でのこの度のWELL認証取得は、point 0 marunouchiの利用者にとって、安心して働ける場所の指標になる」と言う。
(2021年1月25日号掲載)