欧州売上2割増へ
シチズンマシナリーはドイツ、イタリア両国の販売会社にテクニカルセンターを新設した。重視する販売地域の一つ欧州の販売網強化ときめ細かなサービスの提供を目指す。2025年までに欧州地域の売上高をこれまでのピーク(2018年)より2割増やす計画。
足元の欧州市場は自動車関連業界を中心に受注が旺盛で、複合化や自動化・省力化のニーズから同社は中長期的な成長を見込む。「LFV(低周波振動切削)技術搭載機や高機能機の販売も好調。ショールームを活用した加工技術の支援といった顧客対応のビフォアサービス(受注前顧客対応)、アフターサービスの強化など、より迅速にお客様へ対応する体制を構築する」とする。各ショールームには8台の機械を展示し、ドイツは4人(今後さらに2人を採用計画)、イタリアは7人の体制とした。
(2021年7月25日号掲載)