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三菱マテリアル、チタン合金加工用カッタ発売

三菱マテリアル(株)加工事業カンパニー

安定した高能率加工を実現

 三菱マテリアル(加工事業カンパニー)は、チタン合金加工用カッタ「ASPXシリーズ」を発売した。
 難削材のチタン合金を高能率で加工できる刃先交換式のミーリングカッタ。最新切削理論に基づいて算出したインサート配列により、びびり振動を抑制する。また、クーラントをコントロールし、インサート切れ刃すくい面へ流すことで、切りくずを効率良く排出することが可能だ。インサートは大きなすくい角とチタン合金加工に最適な刃先処理で、低切削抵抗かつ耐欠損性に優れる。
 「航空機のランディングギア部品や構造部品には、加工が難しいチタン合金が多く使用されている。部品自体も大きいため、切削加工による切りくず除去量が多く、専用の高能率加工工具が求められている」(同社)
 本体3アイテム、インサートは底刃8アイテム、外周刃1アイテムをラインナップ。代表型番の価格は(税抜)2400円?28万5000円。



(2020年9月25日号掲載)