新富士バーナー、火口が伸びる小型耐風バーナー
- 投稿日時
- 2023/06/16 09:00
- 更新日時
- 2024/08/19 13:17
構造見直し耐久性向上
夏レジャーの定番であるアウトドア。新型肺炎流行下でも行える余暇の過ごし方としてその人気は加速した。子供から大人、初心者から玄人まで一緒に楽しめるからこそ、誰もが使うギアにはこだわりたい。新富士バーナーが4月に発売したスライドガストーチ「ST-487」は従来の「ST-480C」を5年ぶりに再考したモデル。マイクロトーチなどと外観を揃え、点火スイッチを押しやすい斜めへと変更。火口キャップもチェーン式からスライド式へと変えるなど、使い勝手を見直した。これまで火口近くにあった吸気口を製品底面に配することでノヅル詰まりを低減し、燃料タンクに活性炭を内蔵することでフィルター詰まりを低減する製品設計で、より故障が起きにくい構造へと改めた。
一方で、従来通り燃料は充てん式で、経済性の優れるカセットガスやライターガスが使える。屋外の風が強く吹く状況でも炎が消えづらい耐風バーナーもこれまで通り。極細集中炎時には炎温度 1300℃にもなり、様々なシーンで活躍する。火口も6・8?a伸縮できるため、火の扱いに慣れていない初心者でも安心して着火できる。アウトドアを楽しむなら、誰でも手元に置いておきたい一品だ。
(2023年6月10日号掲載)