印向けの新たな立形MCを生産
ヤマザキマザックはこのほど、インド マハーラーシュトラ州プネー県におけるインド工場の建設を発表した。2023年3月の稼働開始を予定しており、インド国内向けの新たな立形マシニングセンタを生産する。延床面積は約2万3千平方?b、総投資額は約40億円となる見込み(ともに第一期工事まで)だ。
同社は98年からインド国内に営業所を設けており、現在は全土で6カ所のサポート拠点を持つ。インドでは自動車や半導体市場などの拡大に伴う工作機械需要の増加が見込まれており、現地のニーズに即した製品を素早く提供できる体制を作ることでこうした需要に応える構えだ。
同工場では23年3月から、日本で設計開発したインド向けの新型立形マシニングセンタ「VC-Ez」を生産する。まずは月産40台からスタートし、段階的に生産量を引き上げる予定だという。
(2023年2月10日号掲載)