EVや半導体製造装置部品の生産を革新
オークマは、EVや半導体製造装置部品等の生産を革新するという新コンセプトの小型横形マシニングセンタ(MC)「MS-320H」を開発した。「同機は深刻化する人手不足の課題解決と働き方改革に向け、これからの新しい形のものづくりを実現する」(同社)とする。
「MS-320H」は、機械ヘの加工部品の取付け及び取外し作業から作業者を解放し、作業のしやすいストッカへの部品の積み下ろしのみで、長時間の自動運転を最小スペースで実現している。
No.40の主軸を搭載しておりコンパクトでありながら鋼材部品を十分に加工できる。また幅広い業種の小物部品(250㍉以下)の多品種少量生産から量産、省人化から自動化まで最小スペースで柔軟に実現しており「お客様に『ジャストフィットな汎専用機』と感じていただける」(同社)と自信を見せる。
(日本物流新聞11月10日号掲載)