eve autonomy、自動搬送サービス拡張の新ブランド発表
- 投稿日時
- 2025/10/08 09:00
- 更新日時
- 2025/10/08 09:00

他社製品との連携強化で導入加速へ
屋外対応型の無人搬送サービスを手がけるeve autonomyは9月12日、従来の搬送サービス「eve auto」を拡張する新ブランド「eve auto plus」を発表した。eve autoを基盤としつつ、様々な現場環境や課題に柔軟かつ迅速な対応を可能にするオプション品や拡張機能群を体系的に整備したエコシステムと位置づけられる。
eve auto は屋外の段差・坂道・天候の変動など、屋内よりも厳しい環境でも稼働できる独自性から、既に国内で約50拠点・80台以上が稼働している。しかし、現場ごとに運用環境や課題が大きく異なることから、最適なソリューションのスムーズな提供に課題があった。
eve auto plusは自社開発の純正オプション(電光掲示板や牽引台車後方ウィンカーなど)に留まらず、他社製品との認証・連携を進める予定。新たな機能や活用事例を加速度的に広げるエコシステムの構築を目指す。同社は「認証製品の拡充やパートナー企業との連携により、エコシステム全体を拡大し、現場のニーズに応じた柔軟な搬送環境の構築を支援したい」とコメントする。
(日本物流新聞2025年9月25日号掲載)