京セラインダストリアルツールズ、軽量ボディの充電式剪定ばさみ
- 投稿日時
- 2025/01/09 09:00
- 更新日時
- 2025/01/09 09:00
スピーディーな開閉で省力化
京セラインダストリアルツールズは、果樹農家や造園業など樹木の剪定に関わるプロユーザー向けに、軽快な切れ味と取り回ししやすい軽量ボディの充電式剪定ばさみ「DSH1120L2」を12月5日に発売した。
手ばさみを使った整枝剪定作業は果樹農業で欠かせない作業だが、作業量が多いため腕や手首などを痛めることがある。また、造園業では堅い枯れ枝の剪定や切り落とした枝の量を減らす切断作業が作業者の大きな負担になっていた。
DSH1120L2は「クラス最速レベル」(同社)の開閉スピードの0.3秒で、素早く軽快に樹木の枝を剪定できる。刃の動きはスイッチ(トリガー)と連動しているため、手ばさみの感覚でスムーズに開閉でき、電動化への移行も違和感なく行える。
さらに切りたい枝の太さに合わせて刃の開口幅を18㍉と25㍉の2段階に設定可能。電池の残量は本体上部のモニターに表示される。質量は900㌘と軽量で、長時間の作業時の手首や腕への負担を軽減できる。
1回のフル充電で約2200カットが可能。ホルスターを標準付属し、刃が開いた状態でも収納できる。価格は8万5500円(税別)。
(日本物流新聞2024年12月25日号掲載)