ESR、国内最大物流施設の1号棟完成
- 投稿日時
- 2025/04/09 09:00
- 更新日時
- 2025/04/09 09:00

満床竣工、2棟目は5月竣工
物流施設やデータセンターの開発を手がけるESRは、国内最大規模の物流施設プロジェクトとして兵庫県川西市に建設中の「ESR川西ディストリビューションセンター(川西DC)」のうち、1棟目の「川西DC2」が竣工したと発表した。延床面積12万4600㎡、地上6階建て、免震構造のシングルランプ式マルチテナント型物流施設。同プロジェクトでは2期にわたり計4棟の物流施設を開発する計画で、最終的な総敷地面積は50万5281㎡に。2棟目の「川西DC1」は2025年5月末の竣工を予定する。
川西DCは国道173号線沿いに位置し、新名神高速道路「川西IC」より3.9km、大阪国際空港まで11kmの立地。大阪中心市街地まで30分以内、神戸市、京都市まで1時間以内に配送が可能で、関西圏と西日本エリアの広域配送やラストワンマイル拠点として活用できる。
川西DC2は1社入居により満床で竣工しており、川西DC1は入居スペースの50%が竣工前に埋まっているという。代表取締役のスチュアート・ギブソン氏は「川西DCは関西の物流施設への需要の高まりに応え、グローバルで重要な物流ハブになる」とコメントしている。
(2025年4月10日掲載)