刃物台での突き出しを考慮した設計
三菱マテリアル 加工事業カンパニー(東京都墨田区横網1-6-1、TEL.03-5819-8770)は、MS plusエンドミルシリーズの自動盤用エンドミル「MP2ES、MP3ES、MP4EC」(=写真)を発売した。
「小型自動旋盤での部品加工時には、できるだけ主軸に近いところで加工を行い、限られたスペースに収めるため干渉しない工具サイズが求められている」(同社)といい、刃物台での突き出しを考慮した全長・刃長サイズに設計。干渉を心配することなく加工が可能だ。
靭性の高い超硬母材を採用したことで、耐欠損性が向上し、安定した加工が行えるのも特長。バリの抑制のため、切れ刃のすくい角も最適化した。
MP2ES は7アイテム、MP3ESは10アイテム、 MP4ECは14アイテムをラインナップ。代表型番の価格は税抜3200~2万500円。
(2021年3月25日号掲載)