八尾バリテク・加工技術研究会は6月28日、ヤマザキマザックの美濃加茂工場を視察した。同会はバリに関する諸課題研究を目的に結成され、八尾地区の金属加工事業者やメーカーなどで構成される。
開会式で、同研究会の顧問である北嶋弘一関西大学名誉教授が「コロナ禍でしばらく開催できなかった当研究会だが、2年ぶりに集まることができた。本日はヤマザキマザック様の最新の技術を勉強させていただきたい」と挨拶。ヤマザキマザックの堀部和也事業部長は「昨年度は海外の設備投資が旺盛だった。国内でもこれから労働力不足、働き方改革などの変化に対応していくための設備投資の需要が増えていく」と今後の見込みを述べ、IoT、AIを活用したiSMART Factoryなど、最近のヤマザキマザックの取組みを紹介した。
一行はワールドテクノロジーセンターや美濃加茂工場の第一工場、第二工場を視察し、続いて最新のハイブリッド複合加工機の製造ラインなどを見学した。
(2022年7月25日号掲載)