ユニバーサルロボ、THKハンドをUR+に
- 投稿日時
- 2024/05/10 18:00
- 更新日時
- 2024/05/10 18:00
ユニバーサルロボット(デンマーク、日本支社は東京都港区)は3月18日、THKのならいハンド「TNH」(可搬質量1?`グラム)をユニバーサルロボット製協働ロボットの周辺機器プラットフォーム「UR+」製品として認証したと発表した。このハンドは様々なワークの凹凸に合わせて多数のシャフトをならわせてロックする。
TNHには12個の吸着パッドと内蔵した絞り弁でワークを吸着する「ならい吸着ハンド」と、ワークの把持力を容易に制御可能な「ならいグリップハンド」の2種類がある。形状の異なる複数のワークを1台のハンドで扱えるため、段取り替えの手間を軽減する。ロボットに接続された周辺機器を操作・設定するプラグインソフト「URCap」に対応し、ロボットとハンドの通信はもちろん、吸着ハンドの場合は吸着オン・オフやシャフトロックの制御を、グリップハンドの場合は開閉指示や把持力の制御を、ロボットのティーチペンダントから行える。
UR+製品の認証は470以上(昨年12月時点)になった。
(2024年4月25日号掲載)