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ユニバーサルロボ、THKハンドをUR+に

THKのならい吸着ハンド(左)とならいグリップハンド

 ユニバーサルロボット(デンマーク、日本支社は東京都港区)は318日、THKのならいハンド「TNH」(可搬質量1?`グラム)をユニバーサルロボット製協働ロボットの周辺機器プラットフォーム「UR+」製品として認証したと発表した。このハンドは様々なワークの凹凸に合わせて多数のシャフトをならわせてロックする。
 TNHには12個の吸着パッドと内蔵した絞り弁でワークを吸着する「ならい吸着ハンド」と、ワークの把持力を容易に制御可能な「ならいグリップハンド」の2種類がある。形状の異なる複数のワークを1台のハンドで扱えるため、段取り替えの手間を軽減する。ロボットに接続された周辺機器を操作・設定するプラグインソフト「URCap」に対応し、ロボットとハンドの通信はもちろん、吸着ハンドの場合は吸着オン・オフやシャフトロックの制御を、グリップハンドの場合は開閉指示や把持力の制御を、ロボットのティーチペンダントから行える。
 UR+製品の認証は470以上(昨年12月時点)になった。

2024425日号掲載)