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YKK AP、高窓・収納網戸の操作ひもをループレス化

高窓用オペレーター ループレス仕様

標準仕様として全面切り替え

 YKK AP(堀秀充社長)は、高窓用オペレーターや上げ下げロール網戸に使用されている操作ひもを従来のループ状からループレス化した。窓・網戸商品の標準仕様として4月発売のアルミと樹脂の複合窓「エピソード?U」から全面切り替えを進めていく。
 消費者庁は2016年より、ブラインドなどのひも部分による子どもの事故が複数件発生していることを受け、事故から子どもを守るための注意喚起を行っている。同社では、子どもの手に届かないよう束ねる専用クリップと取り扱い上の注意書きを製品に同梱し、マニュアルに記載するなどの注意喚起を行ってきた。
 「安全性のさらなる向上に向け、操作ひものループをなくした一本ひも仕様の操作部品の開発に取り組んできた結果、今回ループレス化を実現した。これは業界初の機構だ」(同社)。

2021225日号掲載)