コロナが紹介
降雪などの悪天候で各地で停電が発生している。停電時にも使えるのが電源不要の石油ストーブだが、使用する際に気を付けるべきことがある。コロナが5つのポイントを紹介している。
まずは灯油は新しいものを使用すること。「昨シーズンから持ち越した灯油や日光が当たる場所、高温の場所などで保管した灯油は変質しており、機器が故障する原因になるので絶対に使用しないで」と呼びかけている。また本体が汚れている場合は、やわらかい布でふき取ること。
使用中は1時間に1~2回換気を行うこと。換気せずに使用し続けると酸素が不足し、不完全燃焼となり一酸化炭素などが発生して、中毒になるおそれがあるからだ。
可燃物の近くで使用しないこと。カーテン、布団や毛布など燃えやすいもののそばで使用するのは危険だ。「衣類の乾燥にも使用しないでください。衣類が落下して火がつき、火災の原因になる」と訴える。石油ストーブは正しい距離を保つことも重要。「特に、前面と上部は1?b以上あけてご使用ください」と言う。
給油はストーブを必ず消して十分冷えてから行うこと。給油時は必ず消火してから、ストーブの温度が十分下がっていること(本体を手で触れるくらい)を確認して、火の気のないところで行う必要がある。「給油後は、給油口を下にして油漏れがないことを確かめてください。ゴミなどが給油口にはさまっていると、油が漏れて火災の原因になる」と注意を促す。
(2023年1月25日号掲載)