ゼネテック「感謝の集い」開催
- 投稿日時
- 2025/01/28 09:31
- 更新日時
- 2025/01/28 09:49
(株)ゼネテック
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Mastercam国内輸入販売35周年
ゼネテックは昨年11月、都内においてMastercam国内輸入販売35周年と東証上場5周年を記念し、「『感謝の集い』~日本のものづくりの再生・復活をめざして~」を開催した。
開会あいさつには同社上野憲二社長が登壇。創業以来の支援に関する謝意を述べた。さらに会の副題を「日本のものづくりの再生・復活をめざして」と称した意図について、「当社は1985年に組込みソフトウェアの開発をもって創業して以来、ソフトウェアとハードウェアに関する技術力と開発力を磨き、Mastercamの販売促進を通して技術革新に貢献してきたが、バブル崩壊以降の製造業にとっての『失われた30年』を経て、もう一度、日本の強いものづくり産業を復興させたいという想いを込めた」と説明。さらに今後もデジタル技術を活用して安心・安全な社会の実現に寄与したいと力を込めた。
続いて中西健治衆院議員、経済産業省中小企業庁事業環境部の鮫島大幸取引課長、DMG森精機の藤嶋誠副社長がそれぞれ祝辞を述べ、さらにはMastercam社からグローバルセールス&サービス部門の統括責任者であるオスカー・エリザガ氏が登壇。
「導入ライセンス数が世界で32万5000件を超え、現在も増加を続けているMastercamの使命は世界の製造業の課題解決。今後は世界のトップ企業との技術連携による品質向上、学習支援ツールの提供に加え、エンジニア不足の解消、生産性の最大化を実現するため、クラウドやAIを活用したCAM市場の構築に取り組んでいく」と語った。
同社は1990年に日本で初めてMastercamの正規輸入代理店権を取得。以来、CAD/CAM販売だけに留まらない技術力と提案力で製造現場における課題解決に貢献している。
(日本物流新聞1月25日号掲載)